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君を見つけ出した時の感情がこの五臓六腑を動かしてんだ

買ってよかった!「渋谷すばる LIVE TOUR 2016 歌」

 

発売から何ヶ月経ってんねんって感じですが、「渋谷すばる LIVE TOUR 2016 歌」のDVD/BDについての感想という名のダイレクトマーケティング記事を書きます。

というのも(id:Kxxs2)さんがTwitterで「すばソロDVDについて語ってほしい」とおっしゃっていらして、よっしゃいっぱい語ったろと思ったところでここに感想を残していないことに気づき、急いで書いている次第でございます。

当時すばソロ行けなかったことにだいぶふてくされていたからな……。

 

しかし今さら感想というのもあれだし、目的はダイレクトマーケティングなのでとにかくこの作品の魅力について語ろうと思います。

渋谷すばる LIVE TOUR 2016 歌(初回プレス仕様) [DVD]

渋谷すばる LIVE TOUR 2016 歌(初回プレス仕様) [DVD]

 
渋谷すばる LIVE TOUR 2016 歌(初回プレス仕様) [Blu-ray]

渋谷すばる LIVE TOUR 2016 歌(初回プレス仕様) [Blu-ray]

 

 

 

 

買ってよかったポイント①

渋谷すばるの顔がかっこいい

冗談ではなく、結構この映像私にとって「渋谷すばるの顔面ドアップをBlu-ray画質で堪能できる」というところを一番楽しんでいる気がします。

正直私的渋谷すばる2016年トップオブ顔面は年末ごろ、エイタメが始まる頃なのですばソロのこの時*1は最高潮!というわけではないのですが、尋常じゃなくかっこいい。花粉症の薬の影響で顔がパンパンに浮腫んでいるおかげで珍しくすばるくんが太って見えるのに、ありえないほどかっこいい。なんなら薬の影響受けまくったのに肝心の花粉症に対してはあまり効き目がなく、常に涙目になったおかげでなんかセクシー。

 

関ジャニ∞の映像ではなく渋谷すばるのソロ活動の映像なので、もちろんすばるくんがあらゆる角度でたくさん映ります。マジ天国。

主役であるすばるくんが多くありながら、しっかりバンドメンバーのかっこいいところもたくさん映してくれてカメラワークに不満無し。ディレクターさんの痒い所に手が届く采配に感謝ばかりです。

 

少し脱線しますが、バンドメンバーの方が今回も豪華でありまして!エイトでもおなじみのnojoさん、濱崎大地さんはじめ、名だたるプロの方々が後ろにいる頼もしさたるや!!

昨年から引き続きメンバー紹介セッションもパワーアップしています。レコーディング合宿からツアーまで一緒に周っていくなかでの楽しそうな雰囲気がそのまま伝わってきます。とにかく音楽が好きで、音楽を愛し、音楽と添い遂げそうなメンバーばかりが揃ったすばるバンドの皆様にも注目していただきたいです。

ちなみに私はGt.の山口周平さん(向かって右)がむちゃかっこよくて好きです。足が凄く長いです(大注目)。

 

購入をオススメするのは断然Blu-rayです。

お値段も収録内容も同じなのでBlu-rayで鑑賞できる環境のある方は元からBlu-ray一択な気がしますが!それでもBlu-rayを推すのは汗の雫ひとつ見逃さない画質だから。汗がなじんだ肌の質感まで完全再現してくる画質はたまらない。

 

 

買ってよかったポイント②

「えいたー」への愛

 ライブ当日、両国国技館に立つのぼりには「渋谷すばる」「えいたー」と記されていました。

関ジャニ∞のファンを「eighter」と名付けたのは彼です。名付け親になるぐらい、ファンを大切にしてくれている彼の愛は、この映像でも溢れてきます。

曲中、あまりにも愛おしそうに眺める目。ライオンの「始めて得た仲間に」で客席を指さし、それに盛り上がった客席を「曝け出して応えたいんだ」でフッと一瞬微笑むところがあまりにもズルい。美味しそうにご飯を食べる彼女を見て微笑む彼氏か。

 

今回全体を通してすばるくんが彼氏なんですが(?)、それがよく表れているのがMC。

ボーッと座って、お客さん眺めて「久しぶりぃ」とか適当に挨拶して、升席のお客さんを真ん中向かい合わせて、ほとんどが初めましてな組み合わせなのに「仲良ぅせい!」と無茶振り(ドS)。

それでお客さんが内側向き合って盛り上がってると、急に花開くように笑うんです!!!この笑顔が!!!表情動かさずにドSっぽさを出してきたところでこの笑顔!!!!!!!!!

他にも客席最高齢70代の貴婦人に「だいすき」と言われて「言わせちゃったみたいで……」って照れる!!!!!ハイかわいい!!!!!

しかもその照れた顔しているのは渋谷すばるですからね?前述した通り顔が最高な渋谷すばるですからね???

とにかくMCもその後のお客さんにリズムをとらせる流れも、彼がこちらを楽しそうに愛おしそうに見てくれるから、ものすごく心地がいいのです。そしてそれ以上にこちらも彼のことを愛おしく思っていて、世界には愛しかない。

 

 

買ってよかったポイント③

二度と見れない楽曲たち

二度とは言い過ぎな気もしますが(笑)

関ジャニ∞の「元気が出るアルバム!!」には収録されたものの「元気が出るLIVE!!」では披露されなかったスペアキーをまさかのすばソロで供養。

セトリ落ちした楽曲をソロで拾ってくる、そういう発想をするところがまた去年ではありえない話だったと思うのですが、これはまた後述。

しかしこのスペアキー関ジャニ∞の方のツアーで拾われてくるには、他名曲人気曲隠れ曲たちと戦わなければいけないので、厳しいのでは。ということも考えるとこの先も披露が危ういスペアキーが収録されているのはこの映像だけ!

 

私が一番セトリ入りにグッときたのはwords。聞きたかったー!!昔このブログに渋谷すばるの歌詞が描く世界という記事を書いたのですが、そのときに特徴としてあげた韻踏みがこれでもかというぐらい使われたすばるくんのらしい2009年のソロ曲です。

歌詞にある「叩けガンガンにYANCY」とCD収録時の鍵盤YANCYさんも歌詞に使っているのですが、ここを今回のツアーの鍵盤が佐藤真吾さんであることから「叩けガンガンに真吾!」に変更してあります。歌詞で名前を呼ぶ表現に弱い私はもちろんメロメロ。

ちなみにこの真吾!を信五!に変換することで疑似松原.ができてしまうわけですね…鍵盤だし……。いつかエイト演奏でそれぞれのソロ曲をアレンジとかあったら楽しそう。

 

エイトでも頻繁にセトリ入り、すばソロもドリフェスから皆勤賞の「宇宙へ行ったライオン」は、どの時でも変化があって、でもどの時でも大きな大きな熱量があってたまらないです。私はこの曲ですばるくんを宇宙へ押し上げたい。遠くへ遠くへ駆け上らせたい。

今回のライオンはジェスチャーが増え、視覚的にもすばるくんが何を叫びたいのかをヒリヒリと感じました。

「少年は宇宙指す」で思いっきり中指で宙を指して。そうやって宙を指した中指を、「俺はこんなもんじゃねーと 震える血が滾るんだ」で自分の首に当てた貴方は。

いつも私はこのライオンを見ると、今までどれだけ中指を立ててきたのか、ここまで来るのにどれだけ自分に中指を立ててきたのかを考えてしまうのです。

 

会場のバックが真っ暗なおかげもあって、ライオン以降はすばるくんは宇宙に行ってしまったと私は錯覚を起こします。

宇宙で、音の海を漂う。音楽に全身を委ねる、委ねられるほど音楽を信じ切っているすばるくんによって生まれていく音の星の煌きは、今この瞬間瞬間だけのものだと、私は感じているのです。

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買ってよかったポイント④

2015年からの変化

 髪型ひとつで性格まで変わるぐらいに常に変化し続ける男、渋谷すばる

そんな彼にとって映画「味園ユニバース」での単独初主演は、あまりにも大きな衝撃を伴う体験であったのだと思います。

若いころ待ち望んでいたソロとしての音楽活動は、映画の主題歌という形で実現しました。

後々の雑誌等でのインタビューで彼も語っている通り、彼の中で「これはソロデビューというより映画の活動の一種」としての意識が強かったようで、そのような意識の結果2014年~2015年前半は常に大森茂雄が憑依していたように思います。

だから2015年のすばソロでは大森茂雄が憑依した状態であって、それがあの焦燥感と危うさにも見えるほどの暴力的なほどの熱烈なライブとしてあらわれていたのではないかと。

彼が自身のソロ曲を選ばず関ジャニ∞の曲をセトリ入りさせていたのは、彼の中でのソロデビューとしての意識がないから、関ジャニ∞」の渋谷すばるである気持ちが強すぎたからと考えています。固執していた、とも言えるぐらいに。

 

だから実質、今回が真のソロデビューだったのかもしれません。タイアップもなく、カヴァーアルバムであることこそ事務所の意思であったようですが、方向性も収録曲も自分で決め、本人もこれできちんとソロデビューと言えると感じた。

そうして、良い意味で関ジャニ∞固執しなくなった。

固執しなくなっただけで、彼の根っこは関ジャニ∞に根付いているので変わらないものは変わらないのですが(笑)。

関ジャニ∞にいかに還元するか」ばかり考えていた去年と違い、ソロ活動にまず向き合い、吸収し、それを関ジャニ∞に帰ったときに還元する。ソロ活動はアウェーでの戦いではなく、別のホームとなり得る場所になるといいなと思っています。村上さんとイフオアのように。

そんなわけで、2015年からの変化、大森茂雄が抜け落ちてもなお熱量は変わらず、でも前よりも洗練されたライブが見れるのがこの映像なのです!!!(着地)

 

 

以上でございます。ここで語ってはおりませんがもちろんメイキングも最高です。

全体を通してなのですが、今回のライブは関ジャニ∞にとってもすばるくんのソロ活動にとっても、そしてすばるくんの思想にとっても、これからの全てに対する伏線になる気がしています。

この時のこの経験が、この先のこれに活きているのだと。この発言が、この考え方につながっているのかと。

そういった意味でも手元にあった方がいい資料として必要なのかもしれません。現にすばソロのリハを重ねたのちの全員一斉一発録りのレコーディング方式はエイトの方でも採用されていますしね。

 

どうかこの映像の目撃者が増えますように。そして、どうかこれから先も素晴らしいソロ活動が行われますように。

 

渋谷すばる LIVE TOUR 2017の情報はまだ!?!!!

 

 

*1:2016年3月27日