嫌い嫌いも好きのうち

君を見つけ出した時の感情がこの五臓六腑を動かしてんだ

君の今が幸せであるように

この記事は結婚についてかなり肯定的ですので、この件について気持ちが落ちている方は読まないことをオススメします。

 

 

「自担が結婚したら私はどうなるんだろう」

何度も考えた問題です。大好きなあなたが結婚したらどうなるんだろうと。私が担当と言っている、関ジャニ∞渋谷すばるさんと、V6が。

  

すごく、嬉しかったです。

私は今とても幸せなんです。

  

一報を知ったときはかなり戸惑って、混乱して、落ち着かなかったです。

長野さんと結婚がなかなか結び付かなくて。トニセンぐらいの年齢なら、結婚は18歳を超えていれば何も問題はないとはいえ、いよいよありえない話ではないとは思っていたつもりだったんですけどね。

独身としての長野さんをずっと見てきたのに、今から既婚の長野さんを見ることになるんだなぁなんてぼんやり考えて。ネクジェネも既婚者の割合が大きくなるんだなとか思ったりして。

でもなんだかいいなぁって思ったんです。思い浮かぶのは長野さんの笑顔ばかりで、あの目を細めてえくぼつくって笑う私の大好きな長野さんの笑顔を引き出してくれる人がいるんだなって思うと、素敵だなぁって思ったんです。 

そしてベストアーティストを見終わってから今、私は長野さんが結婚したことが嬉しくてしょうがないのです。幸せでしょうがないのです。 

 

もっとこういう時マイナスな気持ちを持つと思っていました。今まで長野さんではないけど、好きな人たちの熱愛報道が出たときは少なくとも幸せな気持ちにはなりませんでしたし。

 

けど今回の結婚に関して、まったく長野さんに対してマイナスな気持ちが出ることはなかったです。「誰かの幸せが私の幸せ」なんて綺麗ごとが、私に対して起こったんです。

 

どうして私がこんなに幸せを感じているのか、この件に関して言及している方々の文章を読んでわかった気がします。

 

 

私は、長野さんがファンの想いを切ってまでも、自分の幸せを掴むという選択を選んだことが嬉しいのです。

 

  

「ファンのために」という言葉を聞くと、いつだって胸が苦しくなります。彼らは「ファンのために」、どれだけの幸せを手放してきたのでしょうか。私はどれだけ彼らから幸せを奪ってきたのでしょうか。
 
「ファンがいたから」得られなかった幸せがあるとすれば、「ファンがいたから」得られた幸せもあるはずなんですけどね。私は彼らが幸せでしかいてほしくないタイプの、質の悪いオタクです。彼らの毎日が、進む道が、すべて幸せであふれていてほしいと、そう願ってしまいます。
 
「ファンがいたから」「自分がアイドルだったから」で掴めなかった幸せがきっとあると思うんです。私がいたから得ることのできない幸福がきっとたくさんあったんだと思うんです。
そのことを思うと苦しいんです。
 
だから私は、それでファン一人一人にプラスになるとは限らない感情を抱かせてまで、ファンを切り捨ててまで、「結婚」という幸せを選んでくれたことが嬉しい。決して長野さんがファンを大事に思っていないとは考えていないし、大切に思っていなければファンに日付指定でご報告のお手紙をくれないと思います。ただ、アイドルとしての自分に囚われず「結婚」をしてくれた、一人の男として幸せを掴んだことが嬉しいのです。
 
 
ベストアーティストで、緊張しながらもゆっくり言葉を紡いでいく長野さんの誠実さが心にしみて。そのあとに突然出番が後半だったジャニーズのメンバーがそろってお祝いに壇上に駆け付けた時、私は泣き崩れてしまいました。
 
長野博って、こんなに愛されているんです。
 
長野さんが選んだ幸せに、「それは大正解だよ」と言いたかった。正解も不正解もない問題だし、まったくそう思ってない人もいることは重々承知の上で、それでも長野さんに伝える言葉は祝福でありたかった。
 
だからあそこでみんながお祝いに駆け付けて、長野さんを祝福してくれたことが嬉しかった。公共の場で、間違っていないことを示してくれて嬉しかった。
 
それは純粋な正解なんかではなくても、長野さんだけには正解だと思っていてほしかった。
 
「愛され続けて30年」。井ノ原さんがネクジェネの公開録音の際、長野博芸能生活30周年を祝うコーナーのために作ったTシャツに刻まれていた文字です。まさにこの言葉通り、愛され続けた人だと思います。「長野くんを嫌いな人いないと思うよ」「そんな人いたらボコボコにしますね!」と言わせるような人なんです。
だから、愛され続けて、幸せになってほしいんです。
 
「Beautiful Would」を歌っていた時の長野さん、あの瞬間、世界で一番かっこいい男だったと思います。生涯をこれから共にしていくであろうパートナーを手に入れて、それを共に戦ってきた仲間や後輩が後ろでお祝いしてくれる。
これが長野博芸能生活30年の、そして44年生きてきた人生の集大成だったのです。
 
 
 
今日やっと実家に帰り、長野さんからのお手紙を受け取りました。
上品な紙に金箔押しで、長野さんらしいデザインと、長野さんらしい誠実な言葉でした。
 
お願いだから幸せでいてください。これからもこの選択を後悔することがないような日々を送ってください。
私は我が儘だから、もっともっと幸せであってほしいと願ってしまいます。尽きることのない幸せを感じてほしいと願っています。
 
あなたの毎日が光り輝き幸福で溢れるものとなりますように。
ご結婚おめでとうございます!!!