嫌い嫌いも好きのうち

君を見つけ出した時の感情がこの五臓六腑を動かしてんだ

since1995~?

2015年7月29日のFNSうたの夏まつりのパフォーマンスを見て、担当として追いかけていこうと決めた私には、19年9ヶ月という長い長い知らない歴史があります。

20年は長いです。関ジャニ∞の11年も長いなぁと思ってたのに、それの倍近い年数アイドルで、V6が存在していたのです。私が生まれる前からV6は存在していたんです。20年前、ここまでV6が続いてるなんて想像できていた人は当時のアイドル情勢から考えると少なかったんじゃないかなぁ。V6がデビューした年には光GENJIが解散しています。

解散。20周年を記念したインタビューで必ずと言っていいほど「グループがバラバラになりかけていたこともあった」と語っています。今でこそ解散するジャニーズグループはデビュー組ではほとんどないことですが、前述した光GENJIのように解散という選択肢を選ぶことは何らおかしくない時代からアイドルをしていた6人です。当然のことだったのでしょう。当然のように存在していた選択肢を、選ばなかったのです。それぞれ個人で芸能界を生き残る術を持ちながら、アイドルというジャンルを20年間捨てなかった。ありがとう。V6が存在しているから私はこんなに笑顔で人生を楽しめているのです。

V6をかっこいいなぁと思うところの一つに、個人仕事の充実があります。日経エンタで井ノ原さんが語っていたように、アイドル以外のジャンルで活躍している人たちがアイドルとして歌って踊っているところにカッコよさを感じます。情報番組の料理コーナー担当が、芸能界きってのグルメが、NHKの朝の顔が、高い実力を持つ舞台俳優が、手話番組のナビゲーターが、日本アカデミー賞最優秀賞受賞者が、一つに集まって歌って踊っているのです。バラバラな個性の集まりが、こうもグループとしてまとまりをもった動きができるのかと。圧倒されます。

since1995~に続く言葉は「forever」です。これからもずっとV6はV6でいてくれると信じています。20周年おめでとうございます。これから先の風景も見せてください。