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君を見つけ出した時の感情が この五臓の六腑を動かしてんだ

関ジャニ’sエイターテイメント DVD/BR感想

遅くなりましたが、関ジャニ’sエイターテイメントの円盤の感想を書きます。 

これ本編は見た前提で進めるので、まだ買ってないよ!って方は今すぐポチってください。

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今回は何と言ってもオープニング

8UPPERSからMV、すばソロまで数々お世話になっている中村哲監督とのお仕事の中でも、今回のライブOPの関八組映像は最高級です。

特攻服を着たり、柄柄なシャツを着込んだチンピラヤクザもこなし、何かとそっち方面と親和性の高い関ジャニ∞ですが、今回はちゃんとした(?)格式高い組織の中でのヤクザ役。関西のそれも田舎の方出身のメンバーから滲み出る輩感から成せる技。 

そしてこの映像がまた考察厨が疼くように出来ているんですよ……。またいずれ考察については気が向いたら書きます。

このOPラストの今から出陣だってところからライブ本編NOROSHIで始まるところが最高にかっこいい。私たちは組長の仇だったらしい。考えた人誰!?錦戸亮ちゃん!?!!!天才!!!!!!!!!

これ後ろについてくるダンサーさんもオラオラしながら煽ってくれて楽しい。

 

 このOP単体でも最高なのですが、私がさらにグッときたのは、即座にエイトレンジャーOPでヤクザOPをパロったことです。

あのOPは今回のライブの目玉の一つだし、これから先も「エイタメOPは最高だった」と言われ続けるであろう最高級に「かっこいい」映像を、一瞬で「面白い」に変えてしまう。あの「かっこいい」映像にさえ全体を通してオチをつけてしまう。

こんな芸当ができることこそが関ジャニ∞の強みだと思っています

関西出身として、アイドルながら「面白い」を追求してきた関ジャニ∞。デビューして10年以上キャリアを積み上げてきた今、関ジャニ∞は「面白い」と「かっこいい」の両立を自然とこなしてしまえます。

「かっこいい」だけじゃ終わらない。「面白い」だけじゃ終わらない。

両方を高い水準で見せることができることこそが、関ジャニ∞にしかない武器だと考えています。

その武器を存分に活かしたものが、今回のレンジャーOPだったのです。

この前半パートのヤクザからレンジャーへのスピード感が、関ジャニ∞にしか出来ないことを発揮されていてグッときたのです。

 

 

だからこそ、レンジャーはちょっと消化不良でした。

エイトレンジャーであって、エイトレンジャーではなかったような。いつもは関ジャニ∞とは独立して動いていたエイトレンジャーですが、今回は関ジャニ∞のショーの一つとして組み込まれていたようです。

まずいつものレンジャーとは違い、今回はレンジャー自体にストーリーはほとんどありません。敵を倒さないし(OPで倒したことになっている)、お姫様も出てこないし、仲間割れもしない。

「エイターテイメント」というタイトルを掲げたツアーであるので、レンジャーもエンターテイメントに挑戦するという内容はテーマに沿った演出なので、こういう魅せ方が今回の正解だったのかもしれません。

ただ私が、いつものレンジャーを見たかったと寂しいだけですね(笑)

しかし、今回レンジャーがあったことで、まだこれから先もレンジャーがライブで披露される可能性がある*1ことがわかったので、次のレンジャーにも期待しています。

ただ、あまりにもストーリーがブツ切れなので、夏のジャムで今回の話の後編をしてほしいです!!!!

 あと大倉安田錦戸の「いや、さっきさっき!」の語感が大好きなので「いや、さっきさっき!.mp3」を配信してほしい。

 

 

あと今回特筆すべきはユニット曲のクオリティの高さ。今回の組み分けは村上(KING)、横すば、山田、tornでした。

レンジャーの流れでそのままKING曲になるのですが、今回は煽るKINGではなく、魅せるKINGでした。踊りで、ラップで、歌詞で。

コメンタリーでもダンサーさんに触れられていたとおり、このKING曲ではTAKOYAKIダンサーズさんが勢揃いして村上さんと一緒に踊ります。その光景が圧巻でして。

曲調もダンスもKINGがなければエイトがすることはなかったようなものです。始めはサクラップだったものが、たくさんの声に晒されながらもここまでクオリティーの高いパフォーマンスまで昇華させ、エイトに新たな刺激を与えてくれたのだと考えると、やはりKINGを極めた村上さんはかっこいいと感じました。

また今回はカラーチェンジができるペンライトでして、唯一のソロ曲のためペンライトが一色になったのはこの曲だけでした。紫一色の会場が、村上さんとKINGを祝福しているような気持ちになりました。素敵な光景でした。

 

山田は改めて歌が上手い。伸びやかで爽やかで、心地いい歌声が織りなす青の世界に煌めくオレンジが美しく、The Lightの世界観にずっと浸かっていたくなります。

声の相性も良く、ジュニア時代から一緒にいるため相手の出方を知っている2人。お互い似たポジションで、好敵手と書いて山田と呼んでも差し支えない2人。

今の2人にThe Lightという曲があってよかったなと思うし、あまりにも心地良すぎてもっともっと欲しくなりました。定期的に山田で曲を出してほしいし、あわよくば山田コンを開いてほしいです。MCが不安すぎるけど……。

ラスサビ前でお互い顔を向き合うシーン、「別に決めてたわけではなく見たら向こうも見ていた」ってコメンタリーで話していたのに、「お互い気ぃ使いだから見てしまうんやな」ってロマンぶち壊した大倉さんマジ大倉さん。

 

ハダカという楽曲で、私はすばるくんばかり見ていたので、横山さんが何をしてるのかっていうのをほとんど知りませんでした。

どんな表情で横山さんがすばるくんを見つめていたのかを、知りませんでした

私は今まで「くしゃくしゃな顔見せておくれよ」という歌詞で、すばソロ2015の、坊主頭で「関ジャニ∞っていうアイドルグループやってます!!」と叫んでいたすばるくんを思い出していました。

でも今度からは「だから僕ら生きている」と歌う横山さんを思うことになりそうです。あんなクシャクシャな顔してすばるくんと向き合ってたなんて知らなくて、あの瞬間を私は何度もリピートしています。この向かい合う振りは1番でもあるのに、ラストで初めてお互いの顔を映す編集をした人、ニクいなぁ(笑)ありがとうございます!!

去年、ただの悪ガキ2人が時を経て5万人の前でピアノとハーモニカで歌い上げた「乾いた花」のように、ずっと一緒に仕事をしていた親友と改めて全てをさらけ出してぶつかった「ハダカ」もまた、心の奥に大切にしまっておきたい淡い思い出になりました。

 

おこがましくも断言させていただきますが、関ジャニ∞の中で「Steal your love」を歌いこなせるのは錦戸亮大倉忠義しかいません。

ビジュアル班として、俳優班として、ジャニーズアイドルをスマートにこなせるのはこの2人だけです

泥臭さも男臭さも出さず、少女漫画のヒーローのような佇まいで激しく弾ける暗い愛を歌えるこの2人、ビジュアルの暴力です。

ただやはり大名曲「torn」を知ってしまっているので、あの手つなぎ回転のような何かを期待してしまったことは白状します。2人がほとんど接触しないので、もどかしかったです(笑)

特にThe light、ハダカを見せられた後だったのでぐぬぬ……ただそこで安易に触れないところがtornのtornたるところだし、Steal your loveの世界観だったのだと思います。

 

 

セトリと演出について。

曲の順番に関しては、歌詞を聞くと「なんてストーリー性の無いセトリなんだ!」と思うのですが、客席を「参加者」にする曲(C&Rがあるバンド曲など)、「傍観者」にする曲(ダンス曲など)、「女の子」にする曲(お手振り曲)*2の並べ方で緩急が考えられたものだったと感じます。

後半のユニット曲2つからの「Black of night」で客席の目をがっつり奪った後、参加者曲から女の子曲に変わりつつある「キングオブ男!」を挟んで定番お手振りゾーンに突入する流れが上手いと特に思います。キン男をクッションにすることで無理なく客席のテンションを変えられている。

他にもガラッと雰囲気を変える時には映像やMCで間を空ける(パノラマやTokyoholicの前)など、客席の心情を考えられたセトリだなと思います。優しいセトリ。

 

今回エイトは「魅せること」に気合い入ってるなと思ってるのですが、やはり「Black of night」(以下Bon)の功績は大きいと感じます。

ダンスが苦手と公言しているエイトさんですが、Bonはケチのつけようが無いぐらい良かった。全員が表情までつくってダンスしているところが、世界観に入り込んでいるところが良かったです

ダンスって本当に足の指先から風になびく髪の毛まで体全体で表現できるのだから、表現の幅が大きいんです。だからいつもキツそうに眉間をしかめて踊るの勿体ないなぁと思っていたのですが、この曲の世界観にあった苦しみの表情を今回していたので興奮しました。これが見たかった!!

特に丸山さんのAメロが、まるで舞台を見ているようで見入ってしまいました。普段から歌詞に合わせた振りをしているから、ハマりやすかったのかもしれないです。

今回こうしてダンスの表現力が高かったのは、やはり安田さんが手がけたからに他ならないと思います。

「ヤスが頑張ったやつだから」みたいな心情も多少はあるのでしょうが、それより「制作した人の意図した世界観を直接共有する」ことができたことが、表現力に繋がったのだと思います。振り付けまで安田さんの手が入っているのですから、いつもより表現しやすかったのではないかなぁ。

ダンスもこの曲のおかげで大満足以上でしたし、エイタメが「バンドもダンスもバランスが良かった」という印象になったのはこの曲の功績が大きいかなと思います。

 

 

あとはね、すばるくんがちょぉ~〜~~~~~かっこよかった!!!!!!!!!!!

まずビジュアルが最高。前髪重め短髪最高。ぱっつんじゃない前髪最高。私の大好きな顔面が髪型によってさらに引き出されていてもう最高。ありがとう前髪forever。

そんな最高ビジュアルなのに今回かなりアイドルしていてもう私のHP0。ウィンク決めまくり。カメラ見つめまくり。手振りまくり。象のウィンクではあまりの衝撃にカメラが揺れた

そのウィンクも必ず右目だし、顔を傾けるのも必ず左が上でパターンがないし、お手振りもCメロみたいに自分のソロパートの絶対抜かれるおいしいとこでも振ったままのなんか惜しいところとか、もうとにかく不器用で愛おしい。

それでいてBlu-rayに収録されている「ツブサニコイ」で、カメラを見つめると歓声が起きて、その歓声でふふっと笑みがこぼれるすばるくんが!!!なんだか私たちとっても愛に包まれているようで!!!!!たまらんです!!!!!!!!!!

歓声には慣れているはずなのに、まだ歓声を聞いて微笑んでくれるのかと嬉しくなります。

 

ダンスもガチで表情つくって踊り込んでいたし、バンドでは目バッキバキにして歌っていた姿が印象的です。

2016年すばソロから感じていたのですが、すばるくんは自分の衝動を完全にコントロールできるようになったように感じます。

叫ぶところ、ブルースハープを吹くところ、今までより綺麗なタイミングで調和がとれた音になっています。ソロで独立して奏でるのではなく、あくまで曲として、バンドとして溶け込むように叫んでいて。それがどれだけ技術力を必要とすることなのか音楽に疎い私にはわからないのですが、とにかくこの変化はバンドにとって更に大きな力になるのだと思います。

特に「象」の二番以降のサビ。「その足で踏みだせ!世界は変わる!!」と叫ぶところがあまりに綺麗にハマりすぎていて、いつもそこで血液が沸騰するぐらい興奮してしまいます。

この変化の起因はすばソロでプロと触れ合っていることにあると思うので、やはりすばソロ様様……次回はいつなのでしょうか……。

エイタメのすばるくんが私は大好きで大好きでしょうがないのですが、性格も見た目も変化が激しい人なので(笑)、新しい彼との出会いもまた期待しています。

 

その他グッときたところ

  •  錦戸さんの挨拶の可愛さ百点満点だし、きちんと大倉さんでオチつける新☆タコヤキオールスターズのみなさんが大好き。すばソロのおかげでバックバンドの方も知るようになって更に楽しめるようになりました。
  • ジャスティス丸山さんの完成度高すぎて笑う。レンジャーのくだりもめちゃくちゃ笑ったし、足を運ぶ流れも、とにかく丸山さんが絶好調だった。
  • アコースティックコーナー、ペンライトが無数の星のようで、真ん中にぽっかり浮かぶ7人が綺麗だった。
  • キングオブ男、毎回毎回すばりょちゃんがニヤニヤしてしまっているところに気まずい厨は殺されます。いつになっても慣れない2人愛おしい。
  • 全力で「前向きスクリーム!」を踊る倉安。コメンタリーで「踊らないって言ってたじゃん…」ってなる錦戸さんが錦戸さんすぎる。
  • 象直前、大山田の即興セッションがかっこいい。セッションパートとしてセトリに入っていてもおかしくない。なんであんなにジャストにベースソロに以降できるのだろう……
  • Wアンコ、映像見てるだけで5大ドームツアーの発表ブチ上がるのに、会場にいる人は凄いだろうなと。「渋谷のハロウィン」の例えが秀逸。
  • エンドロールで映ったすばるくんの丸眼鏡。
  • もうなんか全部すばるくんの丸眼鏡が持っていった。

 

MCで山田の漫才を披露されたあと、村上さんが、「エイターテイメントですからね」と言いました。

私はこの言葉が今回のライブを表す一番の言葉なのだと思います。

「エンターテイメント」を見せること。それも関ジャニ∞のエンターテイメントを見せること。それが根幹にあったからこそ、ダンスもバンドも、バラエティもシリアスも、すべてを全力で魅せるライブが出来上がったのだと思います。そしてそれこそが、私が見たかった関ジャニ∞でした。

 

本当に楽しくて最高なライブでした。だから、夏のドームも「エイターテイメント」の名前が引き継がれていて嬉しかったです。

それも次は最高にかっこいい(予定の)アルバムを引っさげてのツアーですから、期待は最高潮です!

夏もまたかっこいい関ジャニ∞に会えるのを楽しみにしています!!! 

 

 

 

*1:09年を最後に封印、11年ツアーラストで復活宣言はあったが8EST、十祭は映画公開と関連しての披露であると考えられるため、特にイベントがなく披露されたのは復活宣言後今回が初めて

*2:ファンサ貰う時って、みんな女の子になるよね