嫌い嫌いも好きのうち

君を見つけ出した時の感情が この五臓の六腑を動かしてんだ

『渋谷すばる』というアイドルのカタチ

渋谷すばるジャニーズ事務所関ジャニ∞というアイドルグループに所属するアイドルである。髪は刈り上げ口元には無精髭。キャパが1000人ほどのライブハウスにTシャツと色あせたダメージジーンズで立ち、顔をしわくちゃにして、クセが強く「演歌のようだ」と言われる歌声で客にぶつかる。世間一般のアイドル像とはかけ離れた姿。それでも彼は「アイドル」なのだ。この姿でアイドルでいることを選んだ。

 

渋谷すばる  職業:アイドル

夢を売るのがアイドルとされてるなら、その中に一人ぐらい、リアルを伝えるアイドルがいていいんじゃないですかね

このリアルとは、幻想を見せない現実突きつけるぞ、という意味がすべてではないと思う。ありのまま、自分から出たものをダイレクトに相手に伝える。これが渋谷すばるが選んだアイドルなのではないか。ラジオで映像も音もほとんど加工せずにそのままだと言っていたりしたから。あの「パイナップル髭野郎by渋谷すばる」な風貌も、自分の伝えたいものをダイレクトに伝えるためにそぎ落とした結果なのかもと思ったり。

私はド新規だが、情報として彼が自分のカッコイイと思っているものと、アイドルとして求められているものとの摩擦に苦しんでいたことを知っている。その摩擦を、どのような姿をしていても自分はアイドルであるということに誇りを持つことで解消した。と私は解釈している。自分がカッコイイと思っていることをするからファンもカッコイイと思う。だから私はこのソロライブをしている渋谷すばるを最高にカッコイイと、こんなにカッコイイ人を応援していることを誇りに思っている。

 

関ジャニ∞』の渋谷すばる

関ジャニ∞っていうアイドルグループででっかい夢売ってます!よろしく!! 

 先ほど引用した発言はこう続く。アンコールでは関ジャニ∞とプリントされたTシャツを着て、誇らしげにそれを掴み胸を張る姿があった。MステでもCDTVでも少プレでも、そしてロッテルダムでもそのTシャツを着て歌っていた。それは「自分は関ジャニ∞である」と一発でわかる自己紹介という意味、そして関ジャニ∞でありつづける意思表示なのかなと思った。彼のソロ活動は関ジャニ∞ありきで。関ジャニ∞という家族がいるからこそ、こうして一人でリアルを伝え続けることができるのだと思う。

今、本物のジャニーズになろうとしてます。5/12(火) 

 関ジャニ∞リサイタルのパンフレットにて。ここにきてキラキラとしたジャニーズアイドルを目指すという発言(と私は解釈)。今の渋谷すばるは坊主期を抜け出し短髪と呼べる髪型に。笑顔も多く私の目にはすごく輝いて見える。ソロでいたときが銀色白色の輝きだとしたら今は金色黄色の輝き。

リアルを伝えるのは渋谷すばる。でっかい夢を売るのは関ジャニ∞で、渋谷すばるはこのグループに所属している。こうして区別をつけることで先ほど述べた摩擦を消したのだろう。

 

記憶~渋谷すばる/1562

私が好きになった時期的にソロライブに参加することは不可能だった。どうしようもないけど、悔いた。嫉妬した。羨ましかった。私はこの場を体験したかった。宇宙に行ったライオンで、渋谷すばるを遠くへ遠くへ押し上げたかった。護り歌の儚い歌声に酔いしれたかった。マイク無しアカペラで「それはあの太陽より眩しかった」と聞きたかった。「singing for 関ジャニ∞」と誇らしげに歌う声を聞きたかった。いつも裏で支えるバンドメンバーのユニークなセッションを見たかった。光ることのない気客席から伸びた無数の手の間から、何の変哲もない床に立つ渋谷すばるの姿を見たかった。

だからまたソロライブをしてほしい。絶対に行く。詰みは絶対しないけど、多ステも良番も求めないから、ステージの上で起きる無数の事件を目撃させてほしい。また坊主になってもいいから!!!!

 

 1981年9月22日午前11時10分

渋谷すばるは最高のアイドルだ。彼のファンでいることを誇りに思う。お誕生日おめでとうございます。最高の34歳を過ごしてください。もちろん34歳からその先も、最終的には自分の選んだ道を後悔することがないような人生を送ってほしいと願っています。あなたが幸せに満ちた世界で生きていられますように。そしてあなたの家族である関ジャニ∞も、世に出てから11年を迎えます。あなたたちに出会えてから人生が変わったなんて大きなこと言えないけど、確実に日々が楽しくなりました。ありがとう、ありがとう。生まれてきてくれて日々感謝。

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 "Well I'm sure that I could be a movie star"
「なぁ、俺はなろうと思えば映画の花形にもなれるんだぜ」

 Billy Joel / Pianomanより