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アルバム「関ジャニズム」の曲順を勝手に考えてみた

アルバム曲順考えてみたシリーズ第2弾にしておそらく最終弾。

今回は2014年発売「関ジャニズム」の曲順を色々考えました。

関ジャニズム (通常盤)

関ジャニズム (通常盤)

 

 

JUKE BOXで考えた時の記事はコチラ

 

 

 

では早速曲順公開。まずもとの曲順がこちら。

  1. EJ☆コースター
  2. FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN
  3. 三十路少年
  4. キング オブ 男!
  5. Masterpiece
  6. ココロ空モヨウ
  7. ひびき
  8. ER2
  9. おえかき
  10. ドヤ顔人生
  11. RAGE
  12. オモイダマ

 

そして私が今回考えた曲順がこちら。

  1. EJ☆コースター
  2. RAGE
  3. 三十路少年
  4. ドヤ顔人生
  5. キング オブ 男!
  6. FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN
  7. ひびき
  8. おえかき
  9. ER2
  10. Masterpiece
  11. ココロ空モヨウ
  12. オモイダマ

 

さて前回、私は

①試聴機対策はできているか(最初の3曲で心を掴めるか)

②シングル曲はバランスよく配置されているか

③最後まで飽きさせないアルバムになっているか

④アルバムにストーリー性があるか

この4つについて注意しながら曲順を組み立てたと述べた。

それは今回も変わってはいないが、前回ほど神経質にこだわってはいない。その代わりに気を付けるべきポイントを一つ増やした。それが

⑤曲の切れ目を意識する

ということだ。

 

「曲の切れ目を意識する」とはつまり、イントロでテンションを切り替えられる楽曲をどこに配置するかを考えるということだ。要は「あ、ここから違うパートなんだな」ということがわかる楽曲をどこに置くかという話だ。

 

なぜ曲の切れ目を意識したのかは、全体の曲順で意識したことに関係がある。

JUKE BOXでは始めをノリノリ、中盤をしっとり聞かせ終盤でまたテンションが上がる楽曲を配置するバンドのライブのセトリの組み方のような曲順を意識した。

しかし今回、関ジャニズムにはスローバラードがない。しっとり聞かせる楽曲が少ないのだ。だからバンドセトリ形式は使えない。

そこで私は似た楽曲を集めパートを作り、パートの組み合わせで曲順を作ることにした。例えば「ダンスパート」「バンドパート」「ロックパート」「お手フリパート」のように分かれている、アイドルのライブのセトリの組み方のようなものである。

だから最初の曲でパートが切り替わったことが示せるような楽曲を意識することが必要だったのである。

 

では切り目になる楽曲は何になるのか。音楽にあまり詳しくない私では決め方を具体的に言葉にすることができないので、ここで切り替えができるな!と私が思った感覚で決めることにする。非常に伝わらない基準で申し訳ない。

そんなわけで完全に私の感覚で決めた切り目の曲が、EJ☆コースターキング オブ 男!ER2おえかきオモイダマである。この曲で雰囲気が変わる、切れ目曲が連続すると気持ち悪いぞ、ということを意識することにして具体的な曲順を組み立て始めた。

 

まず1曲目。EJ☆コースター(以下EJ)。不動である。アルバムからライブを通して「関ジャニズム」のテーマが「遊園地」ならEJ以外に最初を飾れる楽曲はない。*1

 

ラストはオモイダマ。これはオモイダマが最後に一番合っている楽曲というのもあるが、それよりオモイダマは他の楽曲と比べ異質というところがある。ブラスで始まったり、LaLaLa…の斉唱だったり、アルバムとして並べたときにオモイダマだけ雰囲気が独立しているのだ。溶け込まない。だから最後に置くのがベストだと考えた。

 

そしてオモイダマ 以上に異質な楽曲がある。そう、おえかきだ。溶け込む溶け込まないの問題ではない。

とにかくおえかきの扱いに困った。明らかに異質で雰囲気全部持ってってしまうのでどこに配置すればいいのか悩んだ。

とりあえずおえかきの後には最高にカッコイイ楽曲を入れてやろうと思い、カッコイイ曲を片っ端から入れていってみると、ぴったりハマる曲が見つかった。ER2だ。

りょうちゃん曰く、「クッソな曲」おえかき。クソな曲のあとにクソみたいな世界を笑うクソみたいなヒーローの歌、ER2がぴったりだったのだ。ここの流れは是非実際に聴いてほしい。おえかきから始まる異質な流れをさらにER2の「NaNaNa…」と手拍子の音でさらに異質に引き継ぐのだ。なかなかかっこいい。

そしてER2から始まるパートに電子的な楽曲繋がりでMasterpiece、そしてこのかっこいい流れにそのままをのっけた。名づけるなら「かっこいいパート」(ネーミングセンス皆無)

 

さて、最初をEJに定めて、次なる2曲目。試聴機対策としてここにかっこいい楽曲を入れたい。そこで私が選んだのはRAGEである。

これは私がRAGEが日の目を浴びてほしいという願いも入ってる。村上さんが掴み取ったタイアップ曲なのにシングルカットもされずライブでもお手フリ処理だったから云々ではない。ただ単純にこのRAGEという楽曲が大好きなのである。

この村上さん関連の話を知らないで初めてこの曲を聴いたときからずっと好き。「Wow…」という高い声が入ってるところとか、高い声好きの私にはたまらない。「かけがえのない世界 一条の光を探し求めた日々が輝き放ってく」「壮大な正夢の中で信じる強さを手に入れた」「いつわりのない未来 退く迷いも無く 踏み出した一歩は歪でも宝だった」っていう歌詞も好き。

アルバム最初の方の曲は意識が集中してるときなので記憶に残りやすいし(私がそうなだけかもしれないが)、試聴機での聞ける範囲なので、ここでこのカッコイイ曲を聞かせて「イイネ!」と思わせることができると思う。

 

3曲目には三十路少年。これは面白い、という意味で気をひけるだろうという意図。前回は3曲目までにシングル曲を入れることにこだわったが、今回はそれよりバランス重視ということであまり考えなかった。それに続く4曲目にドヤ顔人生を配置したのは、なんとなくこの2つをつなげたかったから(笑)。

 

そしてドヤ顔人生のアウトロのどんどんミュートされていく感じのあと、ドンと太鼓で始まるキング オブ 男!がきたらかっこいいだろう思ってこれを配置。実際につなげてみるとこの2つの曲間があまりにも長いので1秒ぐらい縮めたい。

このあとにFUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUNを配置。「関ジャニ∞にしか歌えない曲パート」ってところ。ちょっと無理あるな。

おえかき前は流れを終わらせるような曲にしたかったのでひびきを配置。

 

は、もっと前半のノリノリなパートに持ってきてもよかったが、「まだ夢の途中」「どこまでも進む」「これからも変わらず歌い続けよう いつまでもその笑顔で」という歌詞から、最後の方に持っていきたかった。理想はオモイダマ前だったが、切れ目曲が連続してしまうので間にココロ空モヨウを配置した。

 

こうして関ジャニズム曲順が完成したのである。はじめ取り掛かったとき「どうしようもない…楽曲の個性が強すぎてまとまらない…」と全く全体像が見えず途方にくれたが、おえかき→ER2、EJ→RAGEの流れを思いついてからはスラスラと当てはまった。結構お気に入り。

 

というわけで私が考えた関ジャニズム曲順でした。

 

 

 

これ、しよう?

 

 

 

 

*1:ここまで遊園地コンセプトゴリ押してきたのにDVDのパッケージでいきなりお菓子の世界だったのは謎。セットもそれこそ謝罪魂の気球だったり観覧車建ててみたりしたらおもしろかったんじゃない…?