嫌い嫌いも好きのうち

君を見つけ出した時の感情がこの五臓六腑を動かしてんだ

嫌悪していたジャニーズアイドルにハマってしまった経緯

 

このブログ、そういえばロックバンドのファンでありながらジャニーズの世界に手を出してしまった自分から見る、二つの違いについて書いていこうと思って開設したのでした。忘れてた。

というわけで今日はその第一歩として、ロックバンドのファンでライブキッズをしている私がどうして嫌いだったジャニーズにハマってしまったのかについてお話したいと思います。

 

まずジャニーズが嫌いだった理由。

昔の私をジャニーズアンチにしたドラマがあります。

それは、ザ・クイズショウ

ずっとおもしろいと思って見続けてたんですが、最終回。櫻井君と横山さんの迫真の泣きの演技。鼻水垂らしてジャニーズとは思えない泣きっぷりに、私は引いてしまったんですね。今考えればそう思わせる演技力は凄いって話なんですけどね(笑)トラウマ、と言えるぐらいの気持ち悪さを感じ、生理的に無理だと思いました。だからそのまま横山さんと櫻井君をはっきり言うと嫌いになり、その二人がいるジャニーズ無理!となって叩くようになりました。

今考えると信じられないぐらいですが、本当に横山さんと櫻井君嫌いで(笑)TVで見かけるとチャンネルを変えるぐらい(過剰)。そんな横山さんがいるグループが好きになって「横山さん美しい…」とか言ってるから人生なにがあるかわからないですよね(笑)eighterとなった今でもあのドラマを見返すには勇気が要ります。それぐらいトラウマ。

もともとジャニヲタにいい印象も持ってなかったし、たいしてかっこいいと思わない人でもキャーキャー言われてるのを見て面白くなさを感じたり、あまりにも世間にジャニーズばかりでるのでそれへの反骨精神もあって、ジャニーズアンチになりました。ジャニーズが出たならチャンネル変えたり、ヲタクやってる同級生に「何がいいの!?」と言ったり…その子には謝りたい。ごめんなさい。ちなみにこのとき、「ジャニーズ嫌いだけど生田斗真は好き!ジャニーズじゃない!」「TOKIOは好き!」をよく言ってた気がします(^^;)

そんな風に数年過ごしていたのですが、生活が新しくなり付き合う友達が変わるという環境になったときがあり、それをきっかけにアンチするのをやめようと思いました。理由は周りがジャニヲタだらけだった時にしんどいから(笑)少し意地になってたところもあったし、敵意むき出しにするより、何も考えない方が楽なんじゃないかなと考え、良いところは認めようと、何もかも否定するのはやめようと思いました。

そうして考え方を変えた後も苦手意識はもちろん残っていましたし、このころにSPYAIRにハマったおかげでロックバンドに目覚めた私はアイドルの売り方を不快に思ってたので完全に心許したわけではなかったです。友達に教えてもらってあぁ確かにかっこいいねぇ~と思うぐらいにはなりました。(前までだったら全否定)

 

そうしてまた数年たった2014年12月25日。彼を認識します。

そう、渋谷すばる

友達(eighter)の家のTVで見てたスペシャのMV特集で流れたER2一切合切映画盛りバージョン。エイトレンジャー2の映像が少しずつ挟んであるMVです。そこには渋沢薫を演じている渋谷すばるの姿。鬼気迫り、儚げで、今にも泣きだしそうな、何かをこらえた表情。その姿に引っかかるものを感じました。

と、あたかも初めて認識したように書いてますが実はこれで2回目の認識。でも1回目もエイトレンジャー2の宣伝映像でした。友達がポスターと一緒に見せながら、誰が何という名前なのか一生懸命説明してくれました。面白いことに、このとき私は「関ジャニ∞にハマったら絶対この人を好きになる」と渋谷さんを指してたんですね!その通り(笑)ただこのときは一人めっちゃおっさんだから、という理由でした(笑)おじさんが好きなもので…西島秀俊とか堺雅人とか伊勢谷友介とか。

しかし家に帰ってもすぐ渋谷すばるを調べることはなく、ただ引っかかったなという感覚だけを覚えたままで迎えた12月26日のMステスーパーライブでのキングオブ男披露。関ジャニ∞目的で見てたわけではなかったのですが、ER2がかっこよかったのでまぁ見ようかなと軽い気持ちで視聴。うるさい衣装で歩き回る関ジャニ∞の中、まったく他のメンバーの見分けがつかないなか、気づけば目がずっと渋谷すばるを追っかけていました。この人、かっこいい。引っかかっていたものがその感情になった瞬間でした。

それからすぐネットで検索。「すばる」という名前だけ覚えてたので「関ジャニ すばる」で検索したのを覚えています。初めてジャニーズの画像を保存して、そのままLINEのアイコンにしたぐらい衝動的(アイコンにした瞬間、eighterの友達に大事件すぎて涙出たと言われました)。

たぶんあの時の私はジャニーズから連想されるキラキラとした王子様のようなものを一切まとわず、ワイルドで、まったくにこやかとせず、でもどこか翳のある佇まいに惹かれたのでしょう。初期に保存した画像の渋谷さんが一切笑ってないところが物語っています(笑)これ、おそらく顔ファンってものなんでしょうね。私は顔ファンスタートでした。これを悪いことだとは全く思ってない。

それから動画を漁って見つけたドリフェスの動画。そのとき初めて聞いたオモイダマをアカペラで歌う姿に鳥肌が立ちました。圧倒的歌唱力。アイドルだからとなめていた私には隕石が降ったかのような衝撃でした。

私、TVで歌がうまいと言われているのを見ても、よくわからないんです。どれもうまく聞こえるから。生で聞いて、それも聞き比べないとイマイチわからないというぐらい音楽センスに乏しいです。だけど渋谷すばるの歌はそんな私にもわかるぐらい他のものとは一線を画すものでした。渋谷さんの歌は、「わかりやすくうまい」というものだと思います。ビブラートとか声量とか迫力とか。だから私は渋谷さんの歌が好きです。

こうして色々調べていくうちに、「あぁ、これは完全にこの人にハマったんだなぁ」と感じ今に至ります。

 こうTwitterに書いたんですがこういう例えがピッタリ。ちょっと覗くだけのつもりで見たらこうなってました。

おかげで今ではすっかりジャニヲタ。あんなに嫌ってたのがウソのようで、でも嫌ってたのも事実ですしそのときの気持ちが残ってないわけでもないので今でも不快に思うことは多々あります。現に横山さんのはその分良いところをたくさん見ることができたので無いに等しいですが、櫻井君にはまだ苦手意識が残っていたり、その影響で嵐さんのことも苦手意識があったり。それでも私は、こうしてジャニーズの、関ジャニ∞の、渋谷すばるの魅力に気づけて良かったと思っています。

 

どうして今日こういうことを書いたかというと27日だからです(笑)ちなみにユニゾンにハマったのはじわじわなので明確な日付はわかりません。

 

そんなわけで、私のジャニヲタ経緯でした。他のバンドとかも書けたらいいな。アイドルのコンサートとロックバンドのライブの違いも書きたいな。