嫌い嫌いも好きのうち

君を見つけ出した時の感情がこの五臓六腑を動かしてんだ

関ジャニズム

 

DVD発売発表があったのでちょっとまとめてみます。

関ジャニ∞のライブDVD / Blu-ray関ジャニズム LIVE TOUR 2014>>2015」が、4月29日にリリースされる。

この作品は昨年11月から今年1月にかけて開催され、約60万人を動員した全国5大ドームツアーの中から、1月12日に大阪・京セラドーム大阪で行われたファイナル公演の模様を収録したもの。最新アルバム「関ジャニズム」の楽曲を中心に、ユニット曲やソロ曲もふんだんに披露されたライブの熱狂がよみがえる。

関ジャニズム LIVE TOUR 2014>>2015」はDVD初回限定盤、DVD通常盤、Blu-ray盤の3仕様を同時リリース。DVD初回限定盤にはメイキング映像や恒例企画「すば散歩」、新企画の「みそじい」を含む特典映像「関ジャニ∞ハウス」を収録。Blu-ray盤には「三十路少年」「Masterpiece」「絆奏[ばんそう]」「ドヤ顔人生」「オモイダマ」のマルチアングル映像が収められる。

 

関ジャニ∞関ジャニズム LIVE TOUR 2014>>2015」収録内容

収録曲(DVD初回限定盤・通常盤DISC 1~2、Blu-ray盤共通)
・EJ☆コースター
無責任ヒーロー
・がむしゃら行進曲
・RAGE
・FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN
・三十路少年
・アダムとイヴ
・アイスクリーム
・道
・Masterpiece
・フローズンマルガリータ
・ふたつ手と手
・CloveR
・T.W.L
・Cool magic city
・『 愛 Love You 』
・Butterfly I Loved
・愛以外のなんでもない
・fantastic music!
・Revolver
アイライロ
・ワンシャン・ロンピン■(■は連桁付き16分音符)
・絆奏[ばんそう]
・象
・キング オブ 男!
・シングルメドレー(好きやねん、大阪。 / ワッハッハー / 関風ファイティング / あおっぱな / へそ曲がり)
・ゆ
・ドヤ顔人生
・言ったじゃないか
・LIFE ~目の前の向こうへ~
<アンコール>
・オモイダマ
・無限大
・ズッコケ男道
<ダブルアンコール>
・イッツ マイ ソウル
・All is well

DVD初回限定盤特典映像
関ジャニ∞ハウス
・各会場MCダイジェスト

Blu-ray盤特典映像
・マルチアングル【三十路少年 / Masterpiece / 絆奏 [ばんそう] / ドヤ顔人 / オモイダマ】

 All is wellがちゃんと収録されるようでよかったです。JUKE BOXのAll is wellは私史上最高のパフォーマンスでしたので。これからも育てていきたいと思う曲になるかはこのDVD次第なところがあるので期待しておきます。

にしても関ジャニ∞ハウス…今までのメイキングとは違うのでしょうか。マルチアングルの三十路少年を自分たちで面白映像と言っちゃうところが関ジャニ∞さんというか関西人らしい。おそらく本来腕立て伏せソロであった場所のダイジェストでしょう。安田さんのギャグソロ見たいな…。

関ジャニズム LIVE TOUR 2014≫2015(通常盤) [DVD]

関ジャニズム LIVE TOUR 2014≫2015(通常盤) [DVD]

 

 このDVDは関ジャニズムの収録曲中心に展開されていますね。「ココロ空モヨウ」と「ひびき」が入っていないのは前回のツアー*1で披露されたからであろうし、「ER2」もエイトレンジャーがないとお披露目しにくいだろう。十祭では披露されたのでカットされるのは頷ける。「おえかき」はオープニングで使われたそうなので、JUKE BOXでの北風のブルースのように特に理由が思い当たらないカットはないようだ。今回のセットリストは大倉くんが基本形を考えたようですが、かなりいいと思います。十祭のアンケートがよく反映されてるみたいです。クルマジとか絆奏とか。

 

ちょっとここで触れておきたいのが関ジャニズムについて。

関ジャニズム (通常盤)

関ジャニズム (通常盤)

 

 この作品、インフィニティレコーズから第一作目のアルバムということで。ネットの評価を見ると賛否両論ですね。というか批判が多いかも。

 私はこの作品、素晴らしい出来だと思っています。

この作品の評価は、良くも悪くも「関ジャニ∞」らしいことに尽きると思います。音楽に精通しているファン、また昔から応援しているファンや日頃ずっと関ジャニ∞の楽曲を聞いてるファンこそ、「またいつものか、つまらない」という感想を抱くであろうことから、低評価に繋がっているのではないかと考えます。ファンになって日が浅く、また「関ジャニ∞らしい」楽曲を好む(ズッコケ男道がかなり好きです。十祭やすごはちのアンケートに協力できたならこの曲を入れたと思います。)私だからこそ高評価をしている部分があるのではないかと。

先ほどから何回も述べている「関ジャニ∞らしい」というのは、明るく、元気よく、バラエティ性があり、少し不憫なところがある高尚なところにいないものだと私はとらえています。応援ソングが多いってのも特徴。

そしてこの作品が追及すべきなのはこの関ジャニ∞らしいところであったのではないかと思います。だからタイトルにも関ジャニズムと、関ジャニ∞の主義を追い求めるという意味でつけたのでしたね。

なぜ関ジャニ∞らしさを追い求めたのか。それは2014年が節目の年であったこと他ならないからです。

関ジャニ∞にとっての2014年はデビュー10周年という大事な節目の年。記念すべきアニバーサリーイヤーということで大プッシュされた。

こちらのリンクを見ていただければわかるとおりイベント盛りだくさん。エイトレンジャー2の公開に十祭、24時間テレビのメインパーソナリティも務めました。個人でもぬ~べ~で丸山さん、ごめんね青春で錦戸君がドラマ主役、映画クローバーで大倉君主演。安田さんは主演舞台。渋谷さんは初主演映画とソロデビューが決まりました。横山さん村上さんもバラエティでひっぱりだこ。TVへの露出も今まで以上にグッと増えて知名度が急上昇した年でしょう。新規ファンも増えたはず。

そう、今回関ジャニ∞らしさを追及した理由は十周年という節目での原点回帰のほかに、新しく引っ張ってきたファンに関ジャニ∞を見せることが大事だったのでしょう。8周年でベストアルバムをリリースしたように。

私は上記のように考察したうえで、今回の作品はニーズにあった理にかなう作品であるという点で高評価です。この作品をとっかかりにして他も見てみようという気になると思います。

 

とまぁアルバムのコンセプト面に触れてしかいないで高評価をだしてるのですが、肝心の音楽面から見たアルバムは、個々の楽曲はいいけどアルバムとしては……ってとこです(笑)ここが世間的に低評価につながってるところもあると思うけど。

本当に個々の楽曲はかなりいいと思います。「象」の痺れるかっこよさはさすがは高橋優だなと思います。高橋優らしさを残しつつ関ジャニ∞に寄せていて、初提供曲にしてしっかり爪痕を残したと思う。「RAGE」の重なってく声は圧巻だし、「ゆ」はライブ定番になってほしいぐらい盛り上がる曲になると思います。「って!!!!!!!」「Eightopop!!!!!!!」と並ぶものになったと思う。(だからタイトルも「ゆ!!!!!!!」でもいいんじゃないかと思いましたが字面があまりにもひどい)

でも何が悪いかっていったら曲順がヒドイ。テンションの差がヒドイ。「FUN FUN…」でかっこよくキメたと思ったら「三十路少年」で思いっきりふざけ、かと思ったら「キングオブ男!」でまたかっこつける。「ココロ空モヨウ」「ひびき」とまぁ感動的な雰囲気できたと思ったら「いち、に、さんっ、ゆっ!」って…ついていけない…。「ER2」の疾走感あふれるサウンドの次に「おえかき」。ここが一番ヒドイ。わかりやすく「かっこいい曲」と「おふざけ曲」を交互に持ってきている。テンションの落差がひどい。

※以下3/27追記

と、思いなおしました。「ゆ」前にドラムロールがあることによってこの曲は仕切り直しができる曲になってるなと考えました。でも同じように「ER2」も仕切り直しができると思うのでやっぱり不満です。以上追記。

対局のテンションの曲を交互に持ってきていること事態はアリだと思うけどあまりにも度が過ぎると感じる。こういう手法で成功しているのはUNISON SQUARE GARDENの「Catchear In The Spy」がある。このアルバム私のなかで曲順が一番イイアルバムだと思っています。このアルバム曲順そのままのセトリでライブができると思う。ちなみに次点で好きなのは「8UPPERS」。

まぁそんなこんなで関ジャニズムは音楽面では頷けないところがあるが、コンセプトなど総合すると良作でありこのタイミングで出すのにふさわしいアルバムだったと思います。

関ジャニ∞のアルバムでは3位かな。1位は8UPPERS。もうひとつの2位はJUKE BOX(JUKE BOXも曲順がイマイチの点でマイナス。どうしてYour WURLITZERが一曲目じゃないんだ…。 )。

 

関ジャニズムDVDはとても楽しみです。メンバーがライブに特化したアルバムと発言しているとおり、ライブ映えする楽曲が多いと思うから。散財しないようにお金を貯めておきます。

*1:JUKE BOX